Refaはマーケティング企業だな…と思った話

女性とかだとご存知の方も多いこの会社

ドライヤーだったり、クシだったり、シャワーヘッドだったり
髪の毛関連の商品を販売している会社ですね。

ここはリサーチしている中で
マーケティングが上手いな…って思った会社です。

解説します。

目次

マーケティング的な真空ビジネス

ここのドライヤーは2〜3万円くらいするのですが
それでも多くの人が購入します。

僕もいろいろドライヤーは持ってますが
Refaも東京の家で利用しています。

ドライヤーなんて3000円でも買えるのに
4万円でも売れるマーケティングを使うことで
しっかりと利益を確保している会社ですね

もちろん、ドライヤーの性能もいいのは
大前提としてマーケティングの話をします。

何がマーケティング的にすごいのか?というと
ドライヤーを髪の毛を乾かすだけのアイテムから
髪の毛をキレイにするためのツールへと変更しました

ドライヤーで髪はもっと美しくなる
新発想、ドライトリートメント

完全にコピーライティングを駆使した
Webマーケティングの会社だなぁって感じます。

冒頭に書いた真空マーケティングという言葉
聞き馴染みがない人も多いかと思いますが

要はライバルがいないブルーオーシャンということです
ここをしっかりとつ突いているわけですね。

髪を乾かすだけのモノはたくさんあるけど
髪を乾かしながら、キレイにする

髪のダメージを抑えながら、サロン帰りのようなスタイリングが自宅で叶う
これもうまいコピーライティングですね

顧客が頭の中で
認識はしていないけど
そうなったらいいなあ…って思っている言葉を
上手に言語化して商品にしているのが

本当に上手

実際に、髪の毛をツヤツヤにできるドライヤー
そういった商品が今、頭にパッと浮かぶ人はいるでしょうか?

詳しい方だと、レプロナイザーとかも知っているかもしれませんが
あまり一般的には知られていないかと思います。

僕もそっちも持ってますけどね笑

結局、ビジネスというのは
どこまでいっても一対一のビジネスで
その延長でしかないと思っています。

顧客の頭の中に

「あ〜髪の毛がボサボサだし
髪の毛がなんか乾燥してるな…」

「それって髪の毛は乾かすけど
キューティクルも一緒に破壊してない?」

「このドライヤーいいよ」という会話を
インターネットを通して行なっているだけです

マーケティングでいうところの
完全に商品コンセプトで勝利してますね。

このイメージがあるからこそ
ちょっと高級なホテルで
Refaが置いてあると

「お、すごい 顧客のための投資しているな!」
って僕は感じます。

わざわざ旅行とかして、いいところに泊まってリラックスするぞ!っていう日常生活の中でさえも仕事と切り離さずに、ずっとマーケティングの勉強をしている僕も一般的にみたらへんなひとなのかもしれませんが、個人的にはそういうのがすごくたのしい笑

ほかにもそういう事例だったり
うちの会社はそういうことをしているぜ!というのがあれば
ぜひ、教えてください

マーケティングが最強だな。

マーケティングは新しく大きな設備投資をせずとも
利益を10倍、20倍にする技術です。

なんとなく選ぶとかではなくて
ここがいいと選ばれ切る技術

フェラーリもそうですよね

なんとなくフェラーリを選ぶひとは少なくて
小さい頃からの憧れとかで買う人も多いです

投資目的の人もいますが
それは、多くの人の頭の中で
フェラーリはすごいという信用があるから
成り立っているビジネスの形ですね。

僕はマセラティが好きだし
実際に乗っているのですが
投資価値としてはあんまりないんですよね。

高価なもののマーケティングをするときに
顧客の中での「憧れ」を生み出すことは
とても大事なんですよ。

フェラーリはライセンスビジネスです。
フェラーリというロゴを貼ることに意味があり

あの馬のロゴを貼る権利に価値があるということ

これも要素を分解すれば誰でも
利用することはできるものです

これが一番難しいですが
広い認知がある

そして、その認知に対するイメージが
カッコよくて、ファッションで、モテそう
高級感もある

希少性が高くて、誰もが買えないこと。

大きく分けると、この3つです

LVとかもそれですし
大企業に勤めていることも
それと同じブランディングですね。

Rolexも、PATEK Philippeもだしって感じで
世の中のハイブランドって言われるものは

このたった3つの要素で成り立っています。

日本の自動車の会社すべてが
共同開発で車を作るとして

名前は『Samurai』とかにして
日本刀を作る鉄の技術をつかい

内装は日本のイメージを持ちながら
海外向けに抽選で高価格で販売する

みたいなのが取れたとしたら、
日本車に対するイメージが
めちゃくちゃあがりそうですねえ

とかをチラッと考えてます。

パガーニというブランドのユートピアという車も
限定99台生産で完売してます

今の時代には人気のないマニュアル車でも売れます
というか、マニュアルだから売れるって感じです。

単価の高いものを売るのであれば
広く売ろうとするのではなくて

欲しくて仕方がなくて
それが大好きなオタク気質な人だけにたいして
ビジネスを展開すればOKです。

世の中ウケなんて気にしなくてOK

これはすべてのビジネスに共通することですが
自分にお金を払っている『顧客』にだけ意識を向けて
炎上しようが、叩かれようが購入者が満足しているなら
それでいい。

他人の目線は気にしなくて大丈夫です。
そういう濃いファンがいるビジネスは生き残れます。

大量集客ではなくて、ファンを作るビジネスにすると
非常に安定していきますからね。

その辺のお話もまたどこかでしようと思います。

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